三井住友海上の口コミ真相解明!その実態は?

三井住友海上の補償内容には以下のような特徴があります。

 

・特約の種類が豊富で他社では見かけないものが複数存在する。
・ニーズに合った補償プランを作りやすい仕組み。

対人賠償保険 ・専用の特約なし
対物賠償保険 ・対物超過修理費用特約
人身傷害保険

・自動車事故特約
・交通乗用具事故特約
・傷害一時金特約(倍額可能)
・入院・後遺障害時における人身傷害諸費用特約
・搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約

車両保険

・車両価額協定保険特約
・全損時諸費用特約(倍額可能)
・車両保険無過失事故特約
・新車特約
・車両全損(70%)特約
・車両超過修理費用特約
・地震・噴火・津波車両全損時定額払特約
・車内手荷物等特約

ロードサービス

・ロードサービス費用特約(搬送費用、宿泊費用、代替交通費)
・レンタカー費用特約
・おクルマQQ隊(レッカー搬送、現場応急対応)

全体の特約等

・他車運転特約
・臨時代替自動車特約
・ファミリーバイク(人身傷害型)特約
・ファミリーバイク(自損・無保険車傷害型)特約
・日常生活賠償特約
・自転車賠償特約
・不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約
・心神喪失等による事故の被害者救済費用特約
・ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約
・弁護士費用(自動車事故型)特約
・弁護士費用(自動車・日常生活事故型)特約
・弁護士費用(自動車・自転車事故型)特約

 

特約の数は他社に比べると豊富で、
業界トップクラスの充実度です。

 

一方、自動セットされる特約はや
や多めですが極端ではありません。

 

加入者にとっては、個々のニーズに合わせて
補償プランを作りやすい商品と言えそうです。

 

損害保険会社は大きく代理店型とダイレクト型に分
けられますが、三井住友海上は代理店型の損保です。

 

代理店型損保の場合、全国の代理店がユー
ザーの窓口となってサポートしてくれます。

 

代理店がなく、消費者がネットや電話で損害保
険会社と直接やり取りするダイレクト型に比べ
て顧客への対応は手厚いという特徴があります。

 

その反面、保険料はダイレクト型より高くなります。

 

自動車保険の補償内容はどの商品も類似していますが、だ
からこそ、商品の差が出るのはどんな補償があるかよりど
の程度の品質で補償が提供されるかだと思います。

 

ところで、保険は形のない商品なので、品質
を知ろうとしたら実際に利用した人の評判を
聞いたり口コミを見たりするしかありません。

 

特に参考になるのが、中立的なマーケティング調
査会社による規模の大きな顧客満足度調査です。

 

ただ、この種の調査には自作自演やステマや
組織票などのリスクが潜んでいるので、一つ
の結果を鵜呑みにせず複数の調査結果を突き
合わせて判断材料にしたいものです。

自動車保険顧客満足度ランキング

「J.D.パワーの事故対応ランキング」
米国に拠点を置く世界的マーケティング調査会社
J.D.パワーは、自動車保険の事故対応の顧客満足
度調査を毎年実施しランキングを公表しています。

 

三井住友海上を含めた自動車保険4社を比較しています。

保険会社 2019 2018 2017
三井住友海上 6位 7位 6位
損保ジャパン日本興亜 3位 4位 4位
東京海上日動 4位 2位 2位
あいおいニッセイ損保 8位 9位 11位

 

三井住友海上の順位は6〜7位で安定しています。

 

ちなみに、個人・一般家庭向け自動車保険
を販売している損保会社は20社あります。

 

その中で、三井住友海上の評価は安定して上位につけています。

 

「価格コムの事故対応ランキング」
価格コムも毎年自動車保険の顧客満足度ランキングを発表しています。

保険会社 2020 2019 2018
三井住友海上 2位 2位 5位
損保ジャパン日本興亜 4位 7位 7位
東京海上日動 6位 5位 2位
あいおいニッセイ損保 8位 6位 4位

 

2018年の順位はやや低かったものの、3年間を通すと大手
損保4社の中でも業界の中でもトップクラスの評判です。

 

「オリコンの事故対応ランキング」
オリコンの調査は部門数が多岐に渡るので、事故対応に
関わりのある3部門の過去3年の順位を表示しています。

三井住友海上 2020 2019 2018
事故対応 5位 8位 7位
調査・認定結果 4位 9位 7位
受取額・支払いスピード 8位 10位 9位

 

5〜10位にまとまっていて、トップクラス
とは言えないまでも良好な評価が伺えます。

三井住友海上の口コミ評価を確かめる

「安心・満足・良い口コミ」

 

ニーズに合わせて特約を付けられるのが良かったので、おすすめできる保険会社です。


 

もう長いことここで契約してきたし、親切な対応なのでこれからもお願いするつもり。コールセンターの女性の対応は凛としていて、とても心強かったです。安心して任せられます。


 

主人の会社で団体割引があり、毎月の給料から保険料天引きという形で、加入してから7年目です。料金は車両保険なしにしては、ちょっと高めかもしれません。事故対応として利用したことはありませんが、バッテリー上がりで電話した際にはとても対応よく、早急に提携先のロードサービスを手配してくれたのと、提携先のロードサービスの対応も大変よく、その場で思っていたより安くバッテリーを交換してくれたりと至れり尽くせりで、大変感じが良かったので契約し続けています。


 

3年契約すると保険料が割安になりとても満足できました。コールセンターの受け答えもしっかりしているうえ、その後の書類の送付や手続きも速やかに対応していただいたので良好です。まだ事故等は起こしていませんが、ここなら手違いなくしっかりと対応してくれると思っています。これからもお世話になるつもりです。


 

とにかく丁寧。こちらにしかお世話になったことがないので他社との比較ができませんが、車でオカマをほった際に、私が加害者ということですごく落ち込んでいたら、親身に心寄り添ったような対応をずっとして下さり救われました。接客のプロを超えた思いやりの伝わる対応でした。


 

うちの子供が友達の家の自転車を壊してしまった時に、こちらの自動車保険の日常生活賠償特約を使い弁償することができました。特約を付帯したのは担当者さんに勧められたからで、まさかこんなことで自動車保険が役に立つとは想像もしていませんでした。非常に助かりました。


 

もらい事故にあった時に自動車保険を使いました。状況的にはこちらには過失責任が無いように思いましたが、相手との示談交渉にかける時間と手間がもったいなかったので、保険会社の示談交渉サービスを利用することにしました。コールセンターは一発ですぐにつながり、担当者の電話応対はとても丁寧なものでした。事故の経験は初めてではなかったので、示談交渉の手続きは把握してはいましたが、改めて最新の情報を手際よく説明してくれたことは好感が持てるものでした。当たり前の事ですが、基本的に契約内容以上のことはしてくれません。今回も、過失責任の割合の主張について口では頑張って交渉していますとは言うものの、結果的にはマニュアルにある過去の事例との照らし合わせで、算出された割合以上のものにはなりませんでした。それ以上の交渉はあっさりと弁護士特約の使用を勧められ、弁護士特約はユーザーのみならず、保険会社の保険でもあるのだなと感じております。また、特に急ぐ内容がなかった事例でしたので、連絡はメールでやり取りしたかったのですが、先方に電話のみと断られてしまいました。案の定、留守録と担当者から折り返しの連続になってしまい、ここは改善して欲しいと感じた部分でした。おおむね、保険会社の対応は満足のいくものです。丁寧かつスピーディーな対応をしてくれましたので、大きな不満には繋がりませんでしたので、今後も三井住友海上とお付き合いするでしょう。


 

長年お世話になっている保険屋さんです。担当者の方が定期的に訪問してくれ、何でも相談できる間柄を作ってくれました。どんな質問でもすぐに答えてくれるので、やはりプロだなといった印象。以前脱輪でおクルマQQ隊を使った時には、手前どもを待たせず素早く対処してくれました。本当に感謝しています。


 

事故を起こした際の担当者の対応がとても良く、親身になって事故解決へと導いてくれました。


 

三井の時から加入しており、自損事故で過去に4回ほどお世話になっていますが、いずれも、もめることなく対応してもらいました。父が言うには、額が毎回大きかったので規模の小さいところではなかなか保険が下りなかった可能性もあるそうです。


 

三井住友海上の自動車保険を代理店で契約。以前、保険料の支払いは必ず代理店へ直接現金を持って行き払っていた。でも最近は現金で支払うことを嫌がる代理店があるため理由を聞いたところ、保険会社からそうするように言われているとのこと。実は保険料を代理店が持ち逃げしてしまう事件があり、現金のやりとりはしない方向になったそうなんです。ただそんなのは契約者には関係ないことで、三井住友海上に問い合わせてみると現金で支払うことも可能との回答。現金払いを嫌がる代理店があるのが事実です。問い合わせてホッとしました。


 

現在、インターネットでとても安い保険料の自動車保険に加入できるようになっています。でも私は三井住友海上さんで契約しており、母の代からの付き合いになります。安い保険があるとわかっているのですが、やはり顔が見える担当者がいるというのはいざという時に頼りになりますよね。保険は頻繁に使うようなものではありませんが、だからこそ、いざという時に信頼できる対応というのが重要なのではないかと思います。お互い顔がわかっているだけに、こちらの不利にならないようにと代理店の人も頑張ってくれますし、事故の被害者になってしまったことがあるのですが、親身になって私の味方をしてくれました。さらに単独事故を起こしてしまった時も、すぐに駆けつけてくれたのには助かりました。車を運転するということは、一歩間違えるととても危険なことになります。だからこそ万が一のそんな時のために、信頼をおける代理店の方に自動車保険をお願いすることができて良かったと感じています。


 

代理店なので土日にすぐ対応。特に加害者側になってしまった時には、ものすごく頼りになります。被害者へのお見舞いなども行ってくれたり、人身扱いにならないように努力してくれたりしてくれます。通販にはこういったことがありません。保険料は高めですが、代理店型の三井住友海上はおすすめです。


 

初めて事故にあったが対応はスピーディーでした。当て逃げされて追いかけた経緯を話したところ、距離を測定し相手の保険会社にも報告したほうがいいと、事故後15分もしないうちに電話で連絡をくれました。事故の相手が大手の東京海上でしたが、10対0で対処してくれたんです。そのうえ、勝手に借りたレンタカー代も保険で対応してくれたので本当に感謝です。


 

単独事故を起こしてしまったが、三井住友海上は対応が早く手助かった。まずケガの心配からレッカー移動について、今後の流れまで丁寧に説明していただきました。また、保険を使うことによっての等級ダウンの説明、保険料の値上がりも分かりやすく教えてもらいました。


 

個人代理店で三井住友海上の自動車保険を契約していました。ダイレクト型と比較すると、代理店がついてくる事が逆に面倒な気もするんですが、万が一の事故のことを考えると安心感があります。以前、遠出した時に故障で車が動かなくなってしまったことがありますが、ロードサービスの窓口への連絡や代車の手配、自宅までの帰宅費用など、こちらは何もしなくてもすべて対応していただきました。毎年の更新時には、私のニーズに応じて細かく条件を変更した見積もりを出してくれて、ギリギリまで保険料を安くすることができました。でも、代理店で契約すれば同じ対応をしてもらえるとは限りません。見積もりを何ヶ所かで依頼して、そのときの担当者の対応などで契約する代理店を決めることが大切なんじゃないかと思います。


 

加入している自動車保険の料金が高いのか安いのか正直よくわからないのですが、個人的には納得できる金額です。今まで幸いにも事故を起こしたことがないので、事故対応についてはわかりかねますが、保険内容について電話で問い合わせた時には、こちらの質問に丁寧に分かりやすく答えてもらいました。保険の更新の際も、早めに資料を郵送してもらえるので助かっています。ネットの評判などでは厳しい意見もあるようですが、個人的には補償内容もしっかりしてるし対応にも満足なので、これからも継続していこうと思っているとても良い自動車保険です。


 

ゴールド免許割引が大きかったので選びました。ニーズに合わせて特約を付けられるのが良かった。


「不安・不満・残念な口コミ」

 

事故相手の保険会社ですが、相手が全面的に過失を認めているのに過失割合を「保険会社として」ばかり繰り返し、こちらの要求を全く認めない。こちらが被害者にも関わらず、心無い事務的な対応ばかりで頭にきた。


 

ダイレクト型自動車保険が保険料の安さを売りにして努力を増してきているようですが、私の契約している三井住友海上などの代理店型の保険会社はまだ保険料が高いまま。代理店を利用しているので仕方ないのはわかりますが、それでもダイレクトと比べると、あまりに保険料に差があるので驚かされます。


 

搭乗者保険を適用しようと申請しましたが、カスタマーセンターから担当者まで折り返しと言っておきながら全く電話がかかってきません。全てこちらから早くして欲しいといっての対応。


 

事故の相手が三井住友海上で、事故処理中に警察官の前で「お互い保険会社同士で」と話していたので安心していました。しかし、自宅に保険代理店の人と事故相手の人がやってきて、事故の責任が私にもあると押し付けてきました。認識違いがあったと謝ってはいたものの、なんだかんだいって私にも負担させようとしているのがみえみえだった。


 

当方被害者です。事故が起きてから4ヶ月経ちますが、こちらが怪我をしているのに電話一本も無く、しかも通院代も払わずで、自分の加入している保険会社が通院費をみてくれています。自分が加入している保険屋がしっかりしていても、相手の保険会社がこのざまだと精神的にやられます。


 

ダイレクト系の自動車保険と比較すると保険料はかなり高いです。試算見て驚き、すぐに他社へ乗り換えました。保険のセールスレディの言うことを聞いてると無駄に補償も高くなりますし、ダメですね。


 

事故時の対応に腹が立ちました。事故の内容を説明するよう言われたので話すと、え〜はぁ〜と、ただ相槌をうっているとしか思えない態度。最終的には、上から私だけが悪いのでこちらは全く関係ないですと言ってきました。あまりにも対応が悪いので、車の代理店さんと知り合いの弁護士さんに間に入ってもらいすべて対応してもらったところ、急に態度を変えてきて下手に出てきました。相手によって態度を変えるなんて、人としてどうかと思います。保険会社が悪いわけではないと思いますが、これはその人の問題なのかもしれません。しかし対応がひどかったです。


 

保険を見直した際、今までの保険料の高さに愕然としました。ネットで見積もりをしたら他社とは4万円違いました。代理店を通じてだと高いのかわかりませんが、この何年か払いすぎていたことにショックです。やっぱり自分で調べることは大事だと実感しました。


 

私は被害者側の立場です。あまりにも三井住友海上の担当者さんの対応がずさんでした。必要な書類もなかなか送付してくださらず、こちらから連絡をして慌てて送付されたり、昼間は仕事があるから電話は夕方以降でとお願いしているのに、毎回仕事中に連絡がありました。電話でもすっごく横柄な態度だった為、主人が窓口として対応しだしたら急に媚びへつらってきました。自分がこの会社に加入していて事故を起こした時に、こんな対応をされては困ると思いました。


 

自損事故の対応でこちらが嘘をついたかのように、何点かの損傷のうちのこれこれについては保険料は出せませんから、ということでした。写真画像を見ただけの専門家の意見だそうですが、真実を言っているのに頭から聞く耳を持たない態度に気分が悪かったです。


 

当方事故の被害者です。加害者側が加入していたのが三井住友海上保険で、加害者側のドライバーさんも平謝りされていました。ところが翌日に加害者側の保険会社から連絡があり、おかしなことを言ってきました。つまり私の過失割合はゼロではないというものでした。未だ解決していなく、業務用のトラックは修理できずに困り果てています。


 

事故を起こしてしまったが、それから何の連絡もなく書類が送られてきただけ。これが三井住友の言う安心の対応なのですか?担当がころころ変わるし、その度に対応の良し悪しも大きく変化する。本当にこのままでいいのか疑問。


 

走行中の事故でしたが、絶対に私に過失があると思わなかった。しかも相手は早々に自分の車を自ら修理する提案をしてきました。相手も自信があるならそんな態度にはならないはず。しかし三井住友海上はあくまで事務的で、結局相手に負けてしまい保険を使うことになった。こんなことならダイレクト型保険に入っておけばよかったと後悔した。


 

実家の車にかけていた保険だったが、別居の未婚の子は被保険者に含まれるはずが考慮されず、年齢条件を設定した補償内容で契約が続いていた。保険代理店に聞いたところ間違いが判明し、正しい契約内容にしてもらった経緯があるので不安感が募ってしまった。


経営状況・業績

三井住友海上の直近3年間の業績などを、同社発表の
ディスクロージャー資料などを基にまとめました。

社名 三井住友海上火災保険株式会社
設立日 1918年
所在地 東京都千代田区神田駿河台3-9
主要株主 MS&ADインシュアランスグループホールディングス(100%)
経営の健全性 ソルベンシーマージン比率:723.2%

格付け情報:A+(S&P)
A1(ムーディーズ)
AA(R&I)
AA+(JRC)
A+(AM Best)

売上高

2016年:1,469,699百万円
2017年:1,500,326百万円
2018年:1,512,499百万円

収益

2016年:164,568百万円
2017年:198,237百万円
2018年:171,102百万円

 

すでに国内有数の規模でありながら、
売上高は年々伸びて好調なようです。

 

格付け会社による評価も良好ですし、ソル
ベンシーマージン比率は余裕があります。

 

自動車保険に加入するに際して、引受会社で
ある三井住友海上に不安な点はないでしょう。

新規加入?継続更新?

「おくるまQQ隊」というロードサービスが好評ですが、
ただ特約であるため保険料の負担も増えてしまいます。

 

やはり三井住友ブランドは強力であり、損保とし
ての知名度も高くユーザーから安心できるブラン
ドとしての評価を得ることができていますね。

 

しかし、代理店型自動車保険としては平均的な保険料
設定ですから業界全体では割高になってしまいます。

 

口コミを見ると補償内容が手厚すぎるという批
判や、事故対応では、担当者との良好な意思疎
通ができなかったという辛口評価も目立ちます。

 

三井住友海上口コミの評価ですが、良い口コ
ミは「補償の手厚さと対応の良さ」、悪い口
コミは「保険料の高さ」が目立ちます。

 

当然と言えば当然なんですが、保険に限らず「価格」と
「サービス」は比例するので、手厚い補償や対応を求め
れば、当然そのための人件費等で保険料は高くなります。

 

逆に保険料を下げようとすれば、それはどこかで補償や対
応を削らなければならないということなんだと思います。

 

国内3大損保の1つ三井住友海上火災保険の「
Kクルマの保険
」は、加入時に対面で担当者と
相談できる代理店型の自動車保険です。

 

安心の事故対応と充実のロードサービスを売りに
、国内損保が取り扱う保険料収入の約3割のシェ
アを誇っていますが、保険料はやや高めです。

 

補償内容を「安心基本プラン」「おすすめオプ
ション」にグループ分けし、自動車保険のこと
を良く知らない人でも優先順位が高い補償内容
はどれなのかがわかるよう工夫をしています。

 

しかし、補償内容を把握しないまま「安心
基本プラン」に加入してしまうと、ケース
によっては補償太りとなる恐れもあります。

 

メインで取り扱っている自動車保険は「GKクルマの
保険」ですが、2018年1月1日より、初めて自動車保
険に加入する方を対象とした個人用自動車保険、「は
じめての自動車保険」を販売することになりました。

 

その他、1日自動車保険「1DAY保険」も人気を博し
ており、ニーズにマッチした補償プラン、補償設計
を重視する方に適した保険会社と言えそうです。

 

また顧客満足度が高い点も、三井住友
海上の特徴の一つと言えるでしょう。

 

保険料は高めに設定されているものの、事故対応時のき
め細やかなサポートに定評があるため、事故対応力が安
定している自動車保険を選びたい場合は三井住友海上を
候補の一つとして挙げることをおすすめします。

 

しかし、近年はダイレクト型自動車保険
が事故対応力の強化を図っており、その
勢いに押されているのが実情です。

 

自動車保険を選ぶ際は、複数の自動車保険を比
較検討したうえで加入を決める必要があります。

主な補償内容

相手への補償

「安心基本プラン」
・対人賠償保険
・対物賠償保険
・対物超過修理費用特約

けがの補償

「基本安心プラン」
・搭乗者傷害(入通院/2区分)特約
・人身傷害保険
・重度後遺障害時追加特約
「おすすめオプション」
・ケアサポート費用特約
・差額ベッド費用特約
「その他の特約」
・搭乗者傷害(入通院/2区分)倍額特約
・搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約
・地震・噴火・津波(車両全損時定額払)特約
・車内手荷物等特約

車の補償

「基本安心プラン」
・車両保険
・車両無過失事故特約
・全損時諸費用特約
・ロードサービス費用特約(おくるまQQ隊を併せて提供)
「おすすめオプション」
・(新車向け)
新車特約
・(経年車向け)
車両全損(70%)特約
全損時諸費用倍額払特約
車両超過修理費用特約
レンタカー費用特約

自動車付帯の補償

「基本安心プラン」
・他車運転特約
・臨時代替自動車特約
「その他の特約」
・自動車事故弁護士費用特約
・自動車事故特約
・交通乗用具事故特約

その他の特約

・弁護士費用特約
・日常生活賠償特約
・車内手荷物等特約
・ファミリーバイク(人身傷害型)特約
・ファミリーバイク(自損・無保険車型)特約

 

「安心基本プラン」は一般的にニーズの高い補償
がセットになっていますが、セット割引等はなく、
内容をよく見ると特約も多く含まれています。

 

例えば、けがの補償では「安心基本プラン」に
人身傷害保険と搭乗者傷害保険が入っています。

 

人身傷害保険は乗車中の人がケガをして死亡して時、後
遺障害を負った時、入院・通院した時に自分の過失分も
含めて100%の損害(実費)を支払ってくれる補償です。

 

これは損害保険の特徴である実損払いという考え方です。

 

搭乗者傷害保険は、入院や通院に対して日額
1万円など定額を支払ってくれる補償です。

 

人身傷害保険で実費が補償される他に入院費や通院費を
カバーする補償が必要なのか?また、医療保険等に入っ
ている場合は補償が重複していないかを確認したうえで、
搭乗者傷害保険を検討する必要があると思います。

事故対応

初期対応受付時間 ・24時間365日の事故対応※夜間、休日も初期対応を実施
初期対応の内容

・相手方への連絡
・医療機関への連絡
・修理工場への連絡
・レンタカー会社への連絡など要望に応じて対応してくれる

インターネット事故受付 ・インターネット・LINEからの連絡可
事故対応体制

・専門スタッフチーム:示談交渉サービス、入院まごころ
訪問、紹介ネットワーク、安心コール、安心レターなど
・技術アジャスター:車の損傷状態、事故状況の確認
・医療アジャスター:治療内容、ケガの状況の確認

サポート体制

・保険金の支払いセンター:全国180箇所
・代理店:41,305箇所
・ロードサービス拠点:全国4,300箇所
・事故対応スタッフ:8,160名

事故対応実績 ・事故対応実績:年間2,045,000件※1日当たり5,600件の解決実績

 

ここで注目したいのは、三井住友海上の事故対応実績です。

 

200万件を超える事故対応に当たっており、経験
や事故解決ノウハウは他社と一線を画しています。

 

また、事故連絡は電話やWebだけに
限らずLINEからの連絡も可能です。

 

これは契約者との距離を縮める工夫がされています。

 

全国に176箇所の拠点網があり、自損事故を除く示談
交渉はもちろん、独自ネットワークで交通事故に強い
弁護士の紹介や定期的な経過報告をしてくれます。

主なロードサービス

サポート拠点 ・全国約4,300箇所
おクルマQQ隊

・レッカーけん引は500kmまで対応、修理後に車を
引取るまでの交通費は落輪時の引き上げ費用も補償。
・バッテリー上がり
・ガス欠時のガソリン補給(10リットルまで)
・キー閉じ込み時のドア開錠
・パンク時のスペアタイヤ交換
・その他現場で30分以内に完了する応急処置
・スマ保(スマートフォンのGPS機能で
位置情報や証券番号をQQ隊に送信)

ロードサービス費用特約

・運搬・搬送・引取費用保険金
・臨時宿泊費用保険金
・臨時帰宅・移動費用保険金
・レンタカー費用保険金

 

おくるまQQ隊のネーミングで、24時間
365日専用ダイヤルで対応しています。

 

バッテリー上がりとガス欠時のガソリン補給は保険期
間中1回の利用に限りますが、内容を問わず、現場で
30分以内に完了する応急処置でも利用できます。

 

レッカー移動も500kmまで対応してくれ安心ですね。

 

さらにスマートフォン対応の「スマ保」アプリ
で事故現場などの写真や動画を送信でき、事故
対応の状況も随時確認することができます。

 

三井住友海上では、自動車保険契約時にロードサービ
ス(ロードサービス費用特約)が自動セットされます。

 

レッカーけん引、現場での応急処置、緊急宿泊費用、移動費用
など、必要最低限のサービスは網羅されているため安心です。

 

また、レッカー費用特約、移動費用対象外特約を別途
付帯しより手厚いサポートを受けることもできます。

 

ただし、契約条件があるため事前に確認しておきましょう。

保険料・割引

割引

・2台目以上割引2台3%、3〜5台4%、6台以上5%
・1DAYマイレージ割引(24時間自動車保険無事故割引)
・ゴールド免許割引10%
・長期優良割引
・運転者本人・配偶者限定割引(対人・対物・人身傷害・車両保険など7%割引)
・運転者家族限定割引(対人・対物・人身傷害・車両保険など1%割引)
・新車割引(初年度登録から25ヶ月以内で割引あり)
・福祉車両割引
・セカンドカー割引

 

走行距離区分の保険料への反映はありません。

 

割引項目は多いですが、特にユニークなのは「1DAYマイレージ割引」です。

 

1DAYマイレージ保険は、車を借りるときに24時間単
位でワンコイン500円から加入できる自動車保険です。

 

代理店からだけではなく、スマートフォン
やセブンイレブンから手軽に加入できます。

 

例えば、普段の生活は夫婦だけで、年に何回か里帰りする
子供が車を利用する場合などに利用価値がありそうです。

 

「夫婦限定割引」で7%の割引を取り、子供が里
帰りして車に乗るときだけ1DAYマイレージを
貯めて次回更新時の割引に活かすことも可能です。

 

「見積りシミュレーション」

見積り条件

車種 フィット
使用目的 日常・レジャー
年齢 21歳以上、26歳以上、35歳以上
運転者 本人と配偶者
免許証 ゴールド
プラン A:車両保険なし B:車両保険(一般あり)
保険料(一時払い)

21歳以上:77,080円
26歳以上:53,010円
35歳以上:47,370円

21歳以上:134,740円
26歳以上:94,410円
35歳以上:81,600円

割引

ゴールド免許割引
新車割引

車の補償

車両保険:150万円
免責金額:5万-10万円

相手への補償

対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限

けがの補償 人身傷害補償保険:3,000万円
その他の補償

自動車事故弁護士費用特約
おくるまQQ隊(自動付帯)

 

保険料は全体的に高めな印象。

 

表にはありませんが、21歳未満の運転者がいる場合、
車両保険なしでも20万円以上の保険料となりそうです。

 

子供が免許を取得して初めて運転する場合、運転者の年
齢条件が21歳未満(年齢問わず)になるうえ、本人・配
偶者限定割引から家族限定割引に切り替わり(割引率7%
から1%)、大幅な保険料のアップにつながります。

 

子供がたまにしか車に乗らないのであれば、1
DAY保険で対応することも考えてみましょう。

 

また、「安心基本プラン」では人身傷害補償保
険が5,000万円に設定されている他、様々な特
約が自動的に付帯されているため、保険料は21
歳以上で25万円程になると予想されます。

 

逆に、弁護士費用特約はオプションとなっている
ため、「安心基本プラン」にそのまま加入すると
自損事故の示談交渉の弁護士費用は出ません。

 

国内3大損保の1つで事故対応やロードサービス等
安心感はあるものの、やはり保険料は高めです。

 

特に25歳までの保険料は最低ラインの補償
でも車両保険を付けると20万円を超え、若
い世代が払うには厳しい金額でしょう。

 

加入時に親身になって相談にのってくれ、加入後も
商品の改正点やお得なサービスなどの情報を提供、
事故時はもちろんしっかりとしたフォローをしてく
れる代理店であれば、保険料が高い分はそのコンサ
ルティング料と捉えることもできるでしょう。

比較して他社に乗り換えもあり

三井住友海上は業界最大手クラスの損害
保険会社ということで、自動車保険を探
していれば必ず目に止まると思います。

 

代理店型の自動車保険で自賠責も扱っているので、
車を購入する際などに、ディーラーに勧められて
加入したという人も多いのではないでしょうか?

 

損保業界でも大きな勢力となっている三井
住友海上のGKクルマの保険の評判では、サ
ービス品質の高評価の声が聞かれます。

 

ロードサービスや補償内容は目立ったプラン
はありませんが、スタンダードな保険を求め
る人にはピッタリな自動車保険でしょう。

 

一方、保険料の高さを指摘する三井住友
海上の口コミも少なからず見かけます。

 

これは担当者の良し悪しによって補償サービスに
対する評価は大きく分かれますので、均一なサー
ビスは提供しきれていないと言わざるを得ません。

 

しかし、支払い能力を示すソルベンシーマージ
ン比率は700%以上と財務安定感は抜群です。

 

代理店型の自動車保険を思案しているのなら、
他社の見積もりと合わせて比較をしてみましょう。

 

さて基本的な補償内容を見てみると、三井住友海
上の自動車保険は3つのプランに分かれています。

 

基本プランは保険料が最も安くなっています。

 

対人・対物賠償に加えて人身傷害保険と車両保険
がセットになっています。保険料を抑えてスタン
ダードな保険を選びたい人におすすめでしょう。

 

標準プランは基本補償に加えて対物超過
修理費用特約がセットになっています。

 

その他には、搭乗者傷害保険が付帯されてお
り、入通院の補償がさらに充実しています。

 

ですが保険料はやや高くなってしまいますね。

 

充実プランはフルカバーしてくれる安心プランとなります。

 

重度後遺障害特約、差額ベッド費用特約など、万
が一のケガなどに十分なサポートが受けられます。

 

加えて、車両保険についても車両保険無過失事故特
約が付いているので、無過失の事故で車両保険を使
っても更新時に等級が下がることはありません。

 

三井住友海上では、特約を組み合わせることによって自
分自身に適したプランを自由に決めることができます。

 

ですが、不要な特約は付けなければ保険料を安く抑えられ
るので、しっかりと補償内容を見極める必要があります。

 

またロードサービスに関しては事故を起こした
時にその真価を発揮するのですが、三井住友海
上のロードサービスは平均といったところです。

 

とはいえ、必要最低限の内容ですので
十分といえば充分てところでしょうか。

 

いずれにしても特約が非常に充実していますから、代理店に
言われるがまま特約をあれこれと付帯すると保険料は割高に
なりますので、自分でしっかりと取捨選択をしましょう。

 

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