自動車保険30代

自動車保険の基本保険料は、人生を通じて30代
が一番安い自動車保険になることが多いです。

 

一番の大きな理由は、年齢条件に関して30歳以上
補償を選択することができるようになるからです。

 

多くの保険会社では全年齢・21歳以上・26歳以上・
30歳以上で区分を行い保険料の割引きを行っています
が、中でも30歳以上補償の割引率が最も大きいです。

 

10代の頃と比べれば、基本保険料がそれだけで約6割程度安くなります。

 

実際に警察のプレス発表を見ると、昨今の交通
事故の発生状況は、免許保有者10万人中の事故
件数割合は30代を境に大幅に激減しています。

 

したがって、30代は保険料が安くなる傾向にあるわけです。

 

さて、30代ともなると子供ができて守るべき家族が増えること
で事故を起こしてはならないという意識が働き、20代の頃より
安全運転への心がけがより一層増すのではないでしょうか。

 

また精神面のみならず、肉体的にもまだまだ衰える段階で
はありませんので、運転中の不慮の事態にも冷静に対処で
きることから全体的に事故率も低く保険料も安くなります。

 

上記のようなことが考慮されて同じ30歳以上補償を選んだ
としても、40代・50代よりも30代の基本保険料を一番安
くしている保険会社が多いのも頷ける話だと思います。

 

全体的な交通事故確立だけを見ると、30代の方が40代・
50代よりも事故を起こす確率は高いのですが、30代は死
亡事故を起こす確率が全年代の中で最も低いです。

 

これこそが基本保険料に反映されるため、
30代の自動車保険料が一番安いのでしょう。

30代の自動車保険見積もり・試算

保険会社

ソニー損保

免許の色

ブルー

使用用途

日常・レジャー

走行距離

5,000〜10,000km

運転者範囲

家族限定

年齢条件

30歳以上補償

対人・対物

無制限

人身傷害保険

無制限

搭乗者傷害保険

1,000万円

車両保険

一般型 免責金額:5-10万円

車両保険なし

車両保険あり

車種/等級

13等級

17等級

13等級

17等級

ワゴンR

31,000円

28,240円

47,100円

42,660円

フィット

29,280円

27,150円

44,290円

40,340円

タント

32,030円

28,540円

47,720円

43,740円

エクストレイル

28,840円

27,090円

49,530円

45,290円

プリウス

30,520円

28,640円

54,300円

50,310円

ステップワゴン

29,450円

27,450円

55,820円

51,170円

 

等級に関しては30代で20等級まで進んでいる人は稀です
ので、13等級・17等級での見積もり例になっております。

 

30代ですと子供が免許を取得している可能性は
低いので、年齢条件も運転者の範囲も限定する
ことで保険料の大幅な節約ができると思います。

 

また保険会社によっては、年齢条件が35歳以上補
という年齢区分を設けているところもあります。

 

これは当然、35歳以上補償を選べる保険会社の保険料は
35歳以上補償が一番安くなるように設定されています。

 

したがって、35歳〜39歳の人で年齢条件の上限が30歳以上補償
の保険会社に加入している人は、35歳以上補償を設けている保
険会社に乗り換えれば保険料が安くなる可能性があるでしょう。

30代ならではの自動車保険の補償内容

30代ともなると結婚をして子どもが生まれている人も多いでしょう。

 

子どもがいると養育費も掛かりますし、将来の
学資金として貯金をしていく必要もあります。

 

また、この年代でマイホームを購入する人もいるはずです。

 

30代は20代の時にはなかったような出費が色々と出て
きて、金銭的に厳しくなる時期ではないかと思います。

 

ですので、任意保険の保険料はできるだけ
抑えたいと誰しもが考えることでしょう。

 

ただ30代の自動車保険料は全年代の中で一番安くな
ることが多いので、保険料を安くするにはとにかく
事故を起こさず等級を上げていくのが理想的です。

 

それが40代にも繋がるわけですから。

 

後は、子どもができると今まで乗っていた車が手狭になるので
車を買い換える時があると推測されますが、この時に新しく購
入する車の車両料率クラスを意識するようにしてください。

 

車両料率クラスが「1」違うだけで、基本保
険料は1.2倍〜1.3倍程度変わってきます。

 

車の安全性に気を遣いつつも、料率クラスの
高い車を選ぶことで保険料の節約が可能です。

 

なお、子どもができたからには必ず人身傷害保
険の補償限度額を無制限にしておきましょう。

 

こうすることで、子どもがケガをするリ
スクに最大限対応できるようになります。

 

30代では30歳以上と35歳以上の年齢条件の他に、
各年齢ごとに保険料が細分化されて変わります。

 

また30代では、結婚や出産などにより家族の状況などが自動車保
険にも反映されていくケースが多く、車両の買い替えや人身傷害
自転車保険特約の追加など保険の見直しの機会も多くなります。

 

参考までに、11等級(47%OFF・無事故5年目)での
各保険会社の1年間の保険料は下記のようになります。

 

プリウスやセレナの場合、従来の代理店型で10万円台前半、
通販系・共済系で6〜8万円が自動車保険の相場の目安です。

 

初めて保険を契約する場合には6等級(19%OFF)
となるので、下表の約1.5倍の保険料となります。

33歳の年間保険料

プリウス

セレナ

タント

損保ジャパン日本興亜

132,610円

118,800円

86,370円

AIG損保

106,520円

94,870円

68,730円

SBI損保

74,240円

66,510円

46,590円

アクサダイレクト

76,830円

67,760円

52,080円

全労済

80,620円

75,100円

50,760円

JA共済

79,220円

72,790円

44,810円

年齢条件

30歳以上

等級

11等級

運転者範囲

本人・配偶者

対人・対物

無制限

人身傷害保険

5,000万円

搭乗者傷害保険

1,000万円

35歳の年間保険料

プリウス

セレナ

タント

損保ジャパン日本興亜

125,880円

112,760円

82,790円

AIG損保

105,280円

93,630円

67,790円

SBI損保

70,120円

61,110円

42,970円

アクサダイレクト

76,720円

67,640円

52,060円

全労済

76,600円

71,360円

43,700円

JA共済

77,230円

67,640円

42,880円

年齢条件

35歳以上

等級

11等級

運転者範囲

本人・配偶者

対人・対物

無制限

人身傷害保険

5,000万円

搭乗者傷害保険

1,000万円

それほど安くならない30歳以上・35歳以上の年齢制限

30代では、30歳以上と35歳以上の2段階の年齢条件があ
りますが、期待するほど安くなるわけではありません。

 

むしろ、等級が下がるような事故等が起こっ
てしまうと保険料が高くなってしまいます。

 

もちろん、安全運転で保険を利用するような事
故がなければ等級は10等級を越えてきて、少し
ずつ順調に割引率がアップしてくる頃です。

 

車両保険なし、対人・対物無制限、人身傷害無制限という場
合、30歳以上34歳以下だと4万5千円前後、35歳以上49歳未
満なら4万円前後という感じが保険料の相場となるでしょう。

セカンドカーとして軽自動車を利用する人の場合

家庭に自動車が2台あると利便性が大きくアップします。

 

それと比例するように自動車の維持費もアップするので、
自動車保険は安く済ませたいと考える方もいるでしょう。

 

とはいえ、補償を削ることはできません。

 

日常的に利用する車だけに事故に遭遇する可能性も高くなります。

 

自動車保険に加入する際は、万が一に備えて対人賠
償と対物賠償だけは無制限に設定しておきましょう。

 

また子供や友達を乗せる方は、人身傷害保険
や搭乗者傷害保険の補償も厚くしましょう。

 

そして車両保険は難しいところですが、
新車の場合は利用したほうが良いと思います。

 

車両保険の補償は今の自動車の価値に応じて行われ
ますので、新車であれば利用する価値が高いです。

 

しかし、かなり年式が古い車の場合は、損害が生じ
ても思ったほど補償が受けられないこともあります。

 

事故時の対応と今の車の状態を考えて、
利用するようにすると良いでしょう。

様々な割引を活用する

以上の保険を利用すれば安心ですが、補償が
充実する分保険料が高くなってしまいます。

 

ですので、保険料を節約するために利
用できる割引をすべて利用しましょう。

 

最初におすすめしたい割引が、セカンドカー割引です。

 

すべての自動車保険で利用できるわけではありません
が、1台目の契約がノンフリート等級11等級以上であ
れば、2台目が割引を受けられる可能性があります。

 

また、新車を購入したのであれば新車割
引を受けられる自動車保険もあります。

 

さらにゴールド免許の人であればゴールド免許割引が受けられます。

 

これらの割引に加え、運転者制限や年齢条件を設定するこ
とで自動車保険料を割り引くことができるようになります。

 

ある程度、割引を利用できる条件が揃う時期な
ので、これらをフル活用するようにしましょう。

 

どの程度の割引が適用されるかは、契約する自動車保険により異なります。

 

一つずつチェックすると大変ですから、一
括見積もりサービスを利用すると良いです。

 

手間をかけずにお得な自動車保険を探してみてはいかがでしょうか。

ペットを飼っている活動的な夫婦の場合

昨今のライフスタイル多様化と晩婚化社会の進行に伴い、
30代の家族構成もバリエーションが増加しています。

 

夫婦2人、ペットとともに活動的に暮らす
という家庭も随分とお目見えしています。

 

そんな30代家庭に、おすすめの自動車保険
とはどういったものがあるのでしょうか。

 

車で通勤をされている方は、その他の交通手
段で通勤されている人と比較して、当然のこ
とながら日々の事故リスクが高くなります。

 

仕事の質・量ともに20代の頃に比較して、1ランクも
2ランクも上のステージへ進んでいる方も多く、公私
ともに多忙な毎日を過ごされていることと思われます。

 

日々の通勤で多忙な毎日の疲れがうっかり出て
しまい...なんて緊急事態に備えて、対人賠償保
険と対物賠償保険は無制限が必須の事項です。

 

週末は夫婦そろって車で外出というアクティブ
なライフスタイルであれば、自分だけでなく同
乗者に対する補償も万全を期するべきです。

 

基本補償以外に、人身傷害補償保険・搭乗者
傷害保険への加入も検討しておきましょう。

 

また、公私ともに車をフル活用されるライフスタイルであ
れば、突然の事故などで生活の足が奪われては一大事です。

 

したがって、代車費用補償特約を付帯し、もしも
の時に経済面・生活面で立ち行かなくなる、なん
てことがないように準備しておくことも忘れずに。

 

20代に比べて収入も増える反面、支出も増え
る時期ではありますが、リスクに備えて特約
は可能な範囲で付帯したいところですね。

 

また、もらい事故で100%相手方に過失がある場合は、加入
先自動車保険会社への示談対応は依頼できませんので、弁護
士費用特約などは特に検討しておくことをおすすめします。

 

そして、第三者の家族としてペットを迎えて
いる家庭では、ペット特約もポイントです。

 

ペットと同乗中に事故に遭い、ペットが怪我などを負ってしまっ
た際の治療費、亡くなってしまった場合の葬祭費用、被保険者が
怪我を負って入院となった際のペット預託費用など、大切なペッ
トとともに生きる家庭にはうれしい補償が盛り込まれています。

 

何かと支出の増える時期ではありますが、もしも
に備えて万全の補償体制を整えておきましょう。

 

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