あいおいニッセイ同和損保の口コミ真相解明!その実態は?

あいおいニッセイ同和損保の補償内容には以下のような特徴があります。

 

・自動セットされている特約が多く、初期の状態で他社より補償が分厚い。
・特約の種類が豊富、他社では見当たらないものが複数存在する。
・補償を必要なだけに絞るという入り方には向かない。

対人賠償保険

・不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約
・心神喪失等による事故の被害者救済費用特約
・対人臨時費用特約
・対歩行者傷害特約

対物賠償保険

・不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約
・心神喪失等による事故の被害者救済費用特約
・対物超過修理費用特約

人身傷害保険

・自動車事故特約
・入院・後遺障害時における人身傷害諸費用特約
・傷害一時金特約
・交通事故特約
・犯罪被害事故特約

車両保険

・車両価額協定保険特約
・全損時諸費用特約
・車両保険無過失事故特約
・新車特約
・車両超過修理費用特約
・地震・噴火・津波車両全損時定額払特約
・リサイクル部品使用特約

ロードサービス

・レッカーけん引・搬送(30万円分無料)
・30分以内の現場応急作業を無料で
・1泊分の臨時宿泊費用(1名につき15,000円限度)
・臨時帰宅・移動費用(1名につき2万円限度)
・修理後の搬送・引取費用(15万円分無料)
・代車の提供(事故30日以内、故障15日以内)

全体の特約等

・他車運転特約
・弁護士費用(自動車事故型)特約
・弁護士費用(自動車・日常生活事故型)特約
・日常生活賠償特約
・車内外身の回り品特約
・ファミリーバイク(人身傷害型)特約
・ファミリーバイク(自損・無保険車傷害型)特約

 

他社と比べて自動セットされる特約が多い印象です。

 

良く言えば充実していますが、逆の見
方をすれば削れない補償が多いです。

 

したがって、補償の無駄をなくして保険
料を節約したい人には不向きでしょう。

 

MS&ADホールディングスの一員であるあいおいニッセ
イ同和損保は、2010年にあいおい損害保険とニッセイ
同和損害保険の合併により誕生した保険会社です。

 

迅速・頼れる・優しいをコンセプトに掲げ、
充実の補償をアピールポイントとしています。

 

補償設計が非常にシンプルなため、初心者の方
でもわかりやすい自動車保険だと言えそうです。

 

他の代理店型自動車保険と比較しても遜色ありません。

 

ただし、他の代理店型自動車保険よりも保
険料が割高なため、事故を起こすと保険料
がかなりアップしてしまうのが難点です。

 

ところで、合併前のあいおい損保は自動車保険を得意と
しており、特に顧客対応の満足度が高い保険会社でした。

 

しかし、合併後は一気に評価を落としている様子が伺えます。

 

特に、2016年から2017年にかけて事故対応や応対品
質が著しく低下しており、業績が思わしくありません。

 

あいおいニッセイ同和とは対照的に、他の代理
店型自動車保険はここ数年の間で顧客満足度を
向上させているため、元々評価が高い自動車保
険を扱っていただけに非常に残念な状況です。

 

このことから、今後の巻き返しに期待が高まります。

 

損害保険会社は大きく代理店型とダイレクト型に分けられ
ますが、あいおいニッセイ同和損保は代理店型の損保です。

 

代理店型損保の場合、全国の代理店がユー
ザーの窓口となってサポートしてくれます。

 

代理店がなく、消費者がネットや電話で損害保
険会社と直接やり取りするダイレクト型に比べ
て顧客への対応は手厚いという特徴があります。

 

その反面、保険料はダイレクト型より高くなります。

 

自動車保険の補償内容はどの商品も類似していますが、だ
からこそ、商品の差が出るのはどんな補償があるかよりど
の程度の品質で補償が提供されるかだと思います。

 

ところで、保険は形のない商品なので、品質
を知ろうとしたら実際に利用した人の評判を
聞いたり口コミを見たりするしかありません。

 

特に参考になるのが、中立的なマーケティング調
査会社による規模の大きな顧客満足度調査です。

 

ただ、この種の調査には自作自演やステマや
組織票などのリスクが潜んでいるので、一つ
の結果を鵜呑みにせず複数の調査結果を突き
合わせて判断材料にしたいものです。

自動車保険顧客満足度ランキング

「J.D.パワーの事故対応ランキング」
米国に拠点を置く世界的マーケティング調査会社
J.D.パワーは、自動車保険の事故対応の顧客満足
度調査を毎年実施しランキングを公表しています。

 

あいおいニッセイ同和損保を含めた自動車保険4社を比較しています。

保険会社 2019 2018 2017
あいおいニッセイ損保 8位 9位 11位
損保ジャパン日本興亜 3位 4位 4位
東京海上日動 4位 2位 2位
三井住友海上 6位 7位 6位

 

大手損保4社の中では3年連続最下位です。

 

ちなみに、個人・一般家庭向け自動車保険
を販売している損保会社は20社あります。

 

あいおいニッセイ同和損保は10位前後な
ので、その評価は並程度と思われます。

 

「価格コムの事故対応ランキング」
価格コムも毎年自動車保険の顧客満足度ランキングを発表しています。

保険会社 2020 2019 2018
あいおいニッセイ損保 8位 6位 4位
損保ジャパン日本興亜 4位 7位 7位
東京海上日動 6位 5位 2位
三井住友海上 2位 2位 5位

 

あいおいニッセイ損保の順位は年々下がっているのが少し
気になりますが、3年間の平均は6位とまずまず優秀です。

 

「オリコンの事故対応ランキング」
オリコンの調査は部門数が多岐に渡るので、事故対応に
関わりのある3部門の過去3年の順位を表示しています。

あいおいニッセイ同和損保 2020 2019 2018
事故対応 10位 圏外 圏外
調査・認定結果 圏外 圏外 圏外
受取額・支払いスピード 圏外 圏外 圏外

 

ほぼ圏外ですね。

 

あいおいニッセイ損保の事故対応の評価は平均以下と言えます。

あいおいニッセイ同和損保の口コミ評価を確かめる

「安心・満足・良い口コミ」

 

免許を取得してしばらくした時に、縁石にぶつかりドアの下に50センチくらいの傷を入れてしまった。初めての経験でどうしていいのか分からず、車を買ったディーラーに持って行ったのです。そこで傷の具合を見てもらうと、傷が深くボディにまで達しているので修理したほうが良いが、20万〜30万円の額になるとのことでした。ディーラーの担当の方が保険の代理店の仕事をされていて、その方を通じてあいおい損保に入っていました。担当者が言うには、車両保険に入っていたのでそれを使ったほうがいいと言われ、お願いすることに。1回目だったため手出しは全くなく、書類は担当者がすべて作成してくれたので私は印鑑を押すだけで済みました。対応がとてもありがたかったので、現在も継続中です。


 

自動車保険の保険プランの種類の多さや金額設定、事故を起こした時にすぐに対応してくれる点、アフターサービスも充実している点がとても素晴らしいと思います。


 

事故対応もフリーダイヤルで対応していて担当の方が休んでいても安心できます。保険内容の説明も分かりやすいですし、年齢制限や運転車限定などの選択の重要さもきちんと説明してくれます。


 

大家族の我が家では特約で補償を手厚くしました。


 

コイン洗車場内で自動洗車機の運転中に、ダクトと車体の屋根が接触するという事故を起こしました。事故報告の電話をした時に、まず、「お怪我はありませんでしたか?」という丁寧な応対に心強い印象を受けました。こちらがうまく状況を説明できなくて言葉に詰まっていると、「大丈夫ですよ」と声をかけていただき、その後の手続きもスムーズに進みました。物損事故扱いで処理が完了した時にも、きちんと報告の電話をいただき、保険会社とは安心を提供する会社なのだと実感しました。


 

あいおいニッセイは年に一度、更新前に家に来て説明をしてくれます。その時にプラン変更もでき、サービスや充実した補償、特約などの詳しい説明があります。担当者の方も保険のプロって感じで安心して任せられます。


 

何年か前まであいおい損保の自動車保険に加入していました。ちょうど新車に買い換えるタイミングだったんです。しかし今は、保険料の安いダイレクト系の自動車保険と契約を結んでいます。あいおい損保の保険料がもう少し安くなればまた考え直してみるつもりです。良い保険会社ではあるんですが。


 

先日友人の勧めで一括見積もりしてみたら、5万円以上安い保険を見つけてしまい乗り換え。あいおいニッセイに対する不満は特になかったです。


 

以前、加害者の加入保険があいおいニッセイでした。最初の担当者は最悪でしたが、担当者を変更してもらったら改善しました。10:0の追突事故でしたが、修理・代車の手配が早く、こちらと同じ車種を用意していただけました。治療を早々に打ち切るようにとのプレッシャーは凄いですが、必要とする治療はすぐにOKを出してくれたんです。支払額(補償・慰謝料)を安く提示してくるのはどこの会社もあると思うので、それほど気にしません。支払額に納得できず弁護士を依頼したら、すぐに支払額が納得できる金額になりました。この際、同乗の友人もマイカーの加入保険があいおいニッセイだったのですが、弁護士特約が利用できていました。自分が加害者になったらと想定した場合、安心してお任せできる自動車保険の会社だと思います。


 

車の接触事故である加害者側の保険会社の調査員が何度行っても見つけられなかった、加害者側の接触痕を一度の調査で見つけてくれた。さらにその後も車両保険を使うかどうかもわからないのに、保険加入者であるということには変わらないということで、出来る限りの協力をしますと親身になって話を聞いて下さり、相手の保険会社への調査報告もし、無かったとされかけた事故があり得る事故と判断されることとなった。非常に心強かった。


 

土日、祝日でも事故対応をしてくれます。相手がケガをした場合の病院の連絡と代車の手配も対応が早かったです。


 

初めて車を購入した時に、マツダのディーラーに半ば強制的に加入させられました。半年後に信号無視の車に衝突されましたが、あいおい損保の対応は素早くて、結局10:0で決着することができた。被害者側の私から見れば満足できる内容ですが、ただ保険料が若干割高かな。


 

トヨタの新車を購入した時一緒に入った保険で、自動車ローンを払っている間だけしか入れない保険ですが、他社と比較しても結構安く、何よりディーラーと相談して決めることができサポートしてくれるので信頼もできます。


 

最初に契約した自動車保険があいおい損保さんでしたが、今は保険料の安さに惹かれてダイレクト型保険に乗り換えてしまいました。比較してしまうと、やはり料金的な面ではダイレクト型には敵わないのかなと思ってしまいます。しかし、年に一度の更新時に届いた封書をほったらかしにしてそのままにしておいた私にわざわざ電話をかけて下さり、更新手続きをしていただいた事は本当に感謝しています。担当者の方もとても丁寧ですし、謙虚で誠実です。住所変更手続きなども迅速ですし、保険証券も手元に届きますので契約中は安心して運転できました。


 

先日、自損事故をしてしまったんですが、損害額と保険を使うことによって上昇する保険料を比べて保険を使ったほうが良いのか、もしくは使わずに自己負担したほうが良いのかということを、分かりやすく親身になって教えてくれました。これだけ親切にしていただけると嬉しいですね。


 

事故時にまだ車両保険を使うかどうかわからなかったが、できる限り協力してくれるということで心強かった。初めて事故を起こしてしまったのでドキドキしてしまいましたが、担当者の対応は、僕の味方になってくれてると感じることができてとても好印象でした。


 

保険料は高めの設定ですが、その反面保険担当者の対応は良好です。更新時期が多い時は多忙でなかなか時間が取れないため、担当者が職場での休憩時間や休日に、私のところまで手続きしに来てくれるのでとても感謝しています。


 

追突されてサポートセンターへ電話すると、丁寧な説明と今後の進行を教えてもらえました。その後、担当者の方が事務作業を分かりやすいように説明してくれました。今回は被害者側だからかもしれませんが、とにかく安心して任せることができたので良かったです。


 

銀行が代理店をやっていたので、あいおい損保の自動車保険「タフ」の契約をしました。契約した理由は、自分は素人でよくわからないため、銀行の詳しい人に任せてしまおうと思ったからです。契約の際の必要書類への記入の仕方は、銀行の営業担当の人がしっかり教えてくれたのでスムーズに契約することができました。年間保険料は約5万円ほどで少し値が張りましたが、いろいろなプランを見積もりしてもらったうえで決めたので、納得のいく契約ができて良かったです。車両保険を付けるとやっぱり高くなってしまうので、中古車であることもあり今回は付けませんでした。あと、あいおい損保の自動車保険のパンフレットは、表などが多く使われていてとても分かりやすいものになっていますのでおすすめです。自動車保険っていざという時のための重要なものですから、そこにお金を惜しまないという考え方の人は、補償内容などのわからないことを、代理店の方にしっかりサポートしてもらいながら決めたほうがいいと思います。


 

割引をうまく活用して保険料がかなり安くなった。また事故時の対応がよく、安心して処理を任せられました。


 

免許を取って初めての夏休みに友達と遊びに行く途中、路線バスのかげから出てきた車にぶつけてしまいました。すぐに保険会社に連絡するとやさしく話を聞いてくれて、また素早く対応してくれて心強い限りでした。慣れない土地での事故でしたが、担当者がいい方で良かったです。相手方の車の修理と自分の車の修理が必要でしたが、1ヶ月程度で完了したんです。「保険なんて」と思っていましたが助かりました。先日も、3歳になる娘を乗せたままカギのとじ込みをしてしまい、遅い時間でしたが娘が寝ている間に駆けつけてくれて、一時間程度で解決したんです。田舎なので本当に助かり、そして感謝しています。


 

事故の時にすぐに担当者と連絡がつき、たまたまあいおい損保の会社の近くでの事故だったので会社の人が現場に駆けつけてくれました。担当者ではなかったけれど、ちゃんと担当者から話は引き継いでいたようで、テキパキと対応してくれ心強かったです。


 

運転免許を取得して1年も経たないうちに、駐車場内で衝突事故を起こしてしまいました。当時は学生でお金もなく、はじめての事故で加害者ということもありとても不安だったのですが、あいおいニッセイ同和損保の社員の方は非常に迅速で丁寧な対応をしてくれ、金銭面でも精神面でもとても助かりました。


 

自損事故を起こしたことがありあいおい損保にお世話になりました。その時は、気が動転している私に親切で丁寧な対応をしていただき安心できました。また、面倒な事故の手続きも仲介に入ってくれてとても助かりました。


 

こちらの保険に入る前はJAの自動車共済に入っていました。しかし、土日はやっていないことに前々から不便に感じていたので、仕事の付き合いというのもありますが、365日何かあったらほぼ対応可能ということで補償内容、金額面はほとんど変化はありませんでした。だからあいおいニッセイに乗り換えました。実際事故を起こした時も迅速に対応してもらい、事故後のフォローも不備なくこなしてもらい乗り換えて良かったと思っています。


 

半年ほど前に中央環状線にて他車と接触事故を起こしました。すぐに警察に連絡して、次に保険代理店から頂いたカードにある保険会社に連絡しました。保険会社の対応がすごく良かったです。保険会社の方が相手に、「保険の手続きを明日から致します」と連絡してくれたのですごく助かりました。それと、それを連絡した後、こちらにも連絡して頂けたので気が楽になりました。その後もスムーズに相手側もこちらも車が元に戻りよかったです。


「不安・不満・残念な口コミ」

 

保険業界でも嫌われ者。どこの保険会社にも見放されたガラの悪い代理店を集めている。


 

車対車の物損事故であいおい損保はあり得ない対応をします。ドライブレコーダーを装備していて、そのドライブレコーダーの解析をし、相手方が優先道路でないわき道から優先道路をノンストップで横断してきたため、接触事故を起こしてしまいました。こちらもゆっくり走行していたのですが、まさかわき道から止まらずに出てくるとは思いもよらず当たってしまいました。そのような状況で止まれるはずもなく、過失割合は50対50と言われ、挙句の果てには車が古いからとも言われた。保険会社が勝手に、13万5千円の価値しかない車なのでその金額を過失割合に応じて支払いますと、一方的な話しかしてきません。修理代が大まかに20万円くらいの見積もりを出しているのに、13万5千円しか出なかった。その金額を過失割合に応じて相手方と分けて下さいと訳の分からない話をしてきます。よく調べると、相手方の保険会社があいおい損保らしく、同じ保険会社なので保険金の支払いに義務があるはずなのに、顧客である私や相手方が分からないと思って支払いを少なくしようとしていたのです。顧客に分かるように話もしてくれないし、何の説明もない。あいおいニッセイ同和損保は最悪な保険会社なので加入するのはやめておいた方がいいと思います。事故対応で腹が煮えくり返っています。


 

保険内容はあまり把握していませんが、なぜか今年(31歳)から保険料が値上がりしました。事故に遭ったわけではありません。私の担当者から値上がりの理由は知らされていませんのでショックでした。


 

先日、駐車場内で車をぶつけられてしまいました。私の車にぶつけた相手の保険会社があいおいニッセイ同和損保だったのですが、その事故担当者の対応がすごく悪くて驚きました。ぶつけられた被害者である私に対して、上から目線で冷たい対応をしたかと思えば、今度はバカにした口調。被害者をこんなに不愉快にさせる保険会社で契約するのは、絶対に嫌だなって思いました。


 

事故の被害者です。こちらが停まっていて相手方も不注意を認めていたにもかかわらず、保険会社としては修理代全額は...の一点張りで全く話にならなかった。何を聞いても保険会社としては...ばかりで、こちらのケガや被害者としての心のケア、車の修理より、保険金の支払いをケチることしか考えていなかった。現在はネット通販型保険に入っていますが、こちらのほうが保険料が安くて対応が良い。


 

事故対応がひどかったです。ディーラーから勧められて契約したのですが、自分で決めて加入すべきと思い後悔しています。あの対応にはとてもストレスを感じた。


 

物損事故の被害者ですが、相手の保険があいおいでした。加害者は100%の過失を認めた正面衝突の非を何度も詫びていましたが、あいおいの担当者は5対5の過失と言い出し、被害者も加害者も困惑してしまいました。真面目で立派な社員もいますが、出し渋りに精進する担当者もいるようなので気をつけなければいけません。


経営状況・業績

あいおいニッセイ損保は社名から想像できるように、
いろいろな損保会社が合併してできた損保会社です。

 

元を辿ると、最も古い会社は1897年(明治30年)の設立です。

 

歴史のある名門企業ですね。

 

また、あいおいニッセイ損保はトヨタ自動車
と関係が深いことでも知られています。

 

あいおいニッセイ同和損保の決算データを基に、ここ3年の業績を調べました。

社名 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
設立日 1918年
所在地 東京都渋谷区恵比寿1‐28‐1
主要株主 MS&ADインシュアランスグループホールディングス
経営の健全性 ソルベンシーマージン比率:688.2%

格付け情報:A+(S&P)
A1(ムーディーズ)
AA(R&I)
AA+(JRC)

売上高

2016年:1,200,525百万円
2017年:1,222,017百万円
2018年:1,233,581百万円

収益

2016年:50,391百万円
2017年:15,620百万円
2018年:37,307百万円

 

売上高の規模は大きく、しかもこの3年間着実に伸びています。

 

資金面での余裕度を示すソルベンシーマージン比率や、
企業としての将来性を示す格付けも安心材料です。

 

したがって、加入するにあたって経営危機や破綻の心配はなさそうです。

新規加入?継続更新?

あいおいニッセイ同和損保の自動車保険は個人向
けの「TOUGH」というシリーズで保険がライン
ナップしており、自動車保険は「TOUGH・クル
マの保険」という名称で販売されています。

 

代理店型特有の割高な保険料なりの手厚い補償を作る
ことができ、独自の特約に魅力的なものもあります。

 

口コミ評価を見ると大半の事故担当者はし
っかりしていて、一部の問題のある担当者
がピックアップされているという印象です。

 

あいおい損保の自動車保険の評判は良い悪いの半
々に分かれていて、事故対応については代理店に
よって差が出ると考えたほうが良さそうです。

 

代理店型の自動車保険の場合は、やはり最終的に
代理店選びが一番のカギになるような気がします。

 

そのため、あいおい損保の自動車保険は車の利用頻
度が多く、補償内容を手厚く考えたいカーユーザー
にはピッタリな自動車保険だと言えるでしょう。

 

割引きのメニューを見ると、優良なドライバーにと
ってより多くのメリットが出てくる内容になってい
ますので、安全運転を続けていて車が好きなユーザ
ーにはメリットが出やすい自動車保険だと思います。

主な補償内容

相手への補償

・対人賠償保険
・対物賠償保険
・対人臨時費用特約
・対歩行者等傷害特約
・対物超過修理費用特約

けがの補償

・人身傷害保険
・人身傷害自立支援費用特約
・障害一時金保険
・交通事故特約
・犯罪被害事故特約
・人身傷害子供育英費用特約
・人身傷害サポート費用特約

車の補償

・車両保険
・車両保険無過失事故特約
・買替時諸費用特約
・地震・噴火・津波車両全損時定額払特約
・新車特約
・車両超過修理費用特約
・代車提供特約
・リサイクル部品使用特約

自動車付帯の補償

・運搬・搬送費用特約
・搬送時代車提供特約
・事故・故障不随費用特約
・弁護士費用特約

 

対人・対物賠償、人身傷害が基本補償です。

 

自動付帯される補償には、対人臨時費用特約(対人賠償で発
生した弔慰金などの補償)、対歩行者等傷害特約(相手に過
失がある場合の対人賠償)、対物超過修理費用特約、人身傷
害自立支援費用特約(リハビリ費用など)があり、事故に不
随して発生しそうな様々な状況に細やかに対応しています。

 

オプションの特約もいろいろな種類があり、何もかも付け
ていると保険料が上がるばかりではありますが、希望すれ
ばするだけ補償を手厚くできる保険であると言えます。

事故対応

対応時間

・事故対応:24時間365日
・初期対応:示談交渉は土日祝日も対応可

初期対応の内容

・事故発生時の対応方法をアドバイス
・事故の相手方への連絡
・修理工場への連絡
・病院への連絡
・代車の手配等など

インターネット事故受付 ・有り
事故対応体制の流れ

・自力走行不能な場合、レッカーけん引など応急作業を行う
・速やかにサービスセンターよりファーストコンタクト
・必要に応じて示談交渉、経過報告を行う

サポート体制

・事故解決実績:年間147万件
・損害サービス拠点:195拠点
・専任スタッフ:6,500名

 

事故対応については公式サイト、パンフレットともにあまり詳
細な記載はありませんが、契約者からは事故対応がスムーズで
的確なアドバイスを受けたという口コミも多くあるようです。

 

あいおいニッセイ同和損保が他社と大きく
異なる点は、事故連絡後1時間以内のファ
ーストコンタクトを心がけている点です。

 

あいおいニッセイ同和損保には事故対応システムと電話
機能を一体化させた「アンサンブル」と呼ばれる独自シ
ステムがあり、夜間・土日祝日・営業時間に関係なく事
故報告後から初期対応まで迅速な対応を実現しています。

 

なお、1時間以内の件数率は80%程度とのこ
とですので素早く対応してもらえそうです。

主なロードサービス

サポート拠点 ・全国約4,326箇所
車へのサポート

・レッカーサポート(15kmまで無料、自動付帯の運送・
搬送費用特約により15kmを超える分は15万円相当まで補償)
・ガス欠対応(10リットルまで無料、1年に1回)
・バッテリー上がり
・パンク(スペアタイヤ交換)
・インドアロック

人へのサービス

・健康、医療、介護に関する相談、医療機関情報の提供
・法律、税務の相談
・廃車手続き、リサイクル部品の情報提供
・レンタカーの紹介、優待

サポNAVI

・スマホアプリ「サポNAVI」からロードアシスタンスに
出動要請が可能。同時に現在地を知らせることができる。

 

あいおいニッセイ同和損保は代理店型です
が、ダイレクト型の自動車保険と比較する
とそこまでサービスは充実していません。

 

ただし、特約を付帯することで事故時の臨
時宿泊費用等を補償してもらえるため、必
要に応じて契約することをおすすめします。

 

レッカーの移動距離が15kmですが、それ以上は特約で補償されます。

 

運搬・搬送費用特約は自動付帯で、これによ
り実質的には15kmに加えて特約分の15万円
相当(約200km程度)も補償されます。

 

代車費用や代替交通費・宿泊費などは、特約により補償す
る形でロードサービスも基本的な補償同様、特約によって
カスタマイズするというコンセプトであるのが分かります。

保険料・割引

割引

・新車割引1〜21%
・イモビライザー割引3%
・ECOカー割引3%
・耐損傷性・修理性割引12%
・福祉車両割引3%
・長期優良契約割引2%

 

リスク細分型ではなく、走行距離区分の
保険料への保険料の反映はありません。

 

代わりに、個別具体的な様々な割引が用意されています。

 

「見積りシミュレーション」

見積り条件

車種 フィット
使用目的 日常・レジャー
年齢 21歳以上、26歳以上、35歳以上
運転者 本人限定
免許証 ゴールド
プラン A:車両保険なし B:車両保険(一般あり)
保険料(一時払い)

21歳以上:114,690円
26歳以上:77,650円
35歳以上:69,730円

21歳以上:202,820円
26歳以上:136,080円
35歳以上:118,200円

割引

新車割引
先進環境対策車割引

車の補償

車両保険:200万円
免責金額:5万-10万円

相手への補償

対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限
無制限対人臨時費用・対歩行者傷害

けがの補償 人身傷害補償保険:3,000万円
その他の補償 弁護士費用等補償保険:300万円

 

やはり保険料は高めですね。

 

様々な特約によっていろいろな補償を上乗せし充実
させていくことができるタイプの保険ですが、最低
限の補償だけでも高めの水準だと言えます。

 

ここに様々な特約を追加すると、かなりの
高額な保険料になるのではないでしょうか。

 

事故対応力に優れていると思えば高めなのも良いで
すが、それにしてももう少し抑えたいところです。

比較して他社に乗り換えもあり

あいおい損保自動車保険の口コミ評価は良い悪い
と二分化されていて、事故対応については代理店
によって差が出ると考えたほうが良さそうです。

 

代理店型の自動車保険の場合は、やはり最終的に代
理店選びがキーポイントになるような気がします。

 

さて、あいおい損保の基本的な補償内容を見てみると、
通常の対人賠償は無制限の他、金額を設定できます。

 

それ以外には対人臨時費用特約、対歩行者等傷
害特約が自動でセットされているのが特徴です。

 

対人臨時費用特約とは、相手を死亡させた
時に20万円を臨時支給する特約のことです。

 

ケガを補償する人身傷害保険は自動セットになりますが、車
に乗っている時以外でも補償が受けられる、交通事故特約や
犯罪被害事故特約などはあいおい損保の大きな特色です。

 

また他社では見られない保険も多く揃っているの
で、自分や家族のケガを補償したい時にはあいお
い損保の人身傷害保険は強くおすすめできます。

 

さらに車両保険では、通常の補償に加えて特約が充実しています。

 

特に新車に対しての補償が良いですね。

 

例えば、買替時諸費用特約があります。

 

これは、車が全損(使い物にならなくなった)の時に
買い替えの諸費用を補償してもらえることができます。

 

また新車割引もあります。

 

こちらも新車の買い替えに関しての諸費用
を補償してもらえる内容となっています。

 

新車を購入したばかりの人や、価格の高い車に
乗っている人にはおすすめできる補償内容です。

 

加えてロードサービスについては、少々物足りない印象です。

 

車が動かなくなった時のレッカー移動は無料距離が15kmです
から、それ以上は有料になることになるので少々不安ですね。

 

他社では30km、50km、長いところだと100
kmまで無料でレッカー移動してもらえるので
かなり劣っていると言えるでしょう。

 

その他のサービスを見ますと、健康・医療・介護の相談
ができる電話窓口を利用できるといったものがあります。

 

他社の代理店型自動車保険でも同じようなサービスを提供し
ていますが、こちらは充実したサポートと言えると思います。

 

合わせて保険料はどうかと言うと、あいおい損保
保険料がやや高いという口コミが目立ちます。

 

代理店型という面もありますが、自動でセットになる補償が
多いのでどうしても保険料が高く設定されてしまうのです。

 

ただし割引サービスはとても充実しています。

 

特に、対損傷性・修理性割引です。

 

これは、新しい車で事故や衝撃に強い車は安くします
よという割引で、車両保険料が12%割引になります。

 

保険料割引は充実しているので、上手に組み
合わせれば大幅な割引を期待できるでしょう。

 

ここまで見てみると自動セットになる補償が多い
ですから、当然保険料は高めになってしまいます。

 

しかし、割引が適用する人であれば安くて良い保険となり得ま
すし、優良なドライバーにとってより多くのメリットが出てく
る内容になっていますので、安全運転を続けていて且つ車が好
きな人にはメリットが出やすい自動車保険だと思います。

 

いずれにしても、代理店型の自動車保険を探して
いるのであれば東京海上日動、損保ジャパン日本
興亜、AIG損保などと比べると良いでしょう。

 

また保険料を抑えたい人は、通販型の自動車保険も
合わせて一括見積りで比較検討してみてください。

 

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