自動車保険70代
年齢/年度 |
H27 |
H28 |
H29 |
H30 |
---|---|---|---|---|
30〜39歳 |
746 |
725 |
684 |
622 |
40〜49歳 |
692 |
663 |
630 |
579 |
50〜59歳 |
683 |
643 |
600 |
540 |
60〜64歳 |
708 |
677 |
636 |
569 |
65〜69歳 |
721 |
647 |
610 |
546 |
70〜74歳 |
750 |
711 |
650 |
605 |
75歳以上 |
912 |
854 |
818 |
759 |
こちらの表は免許保有者10万人あたりの交通
事故件数ですが、75歳以上になると急激に事
故発生件数が多くなっていることがわかります。
この要因は、動体視力等の衰えから事故を起こす場
合には、現役世代と比べて回避行動が遅れるので大
事故に繋がりやすいということが読み取れます。
ですから、70代以上になると保険料が上がってしまうのでしょう。
また70代以上になると、免許証は持っていても自分では運転
しないという人も増えてきますので、70代の実質的な交通事
故発生率はもう少し高いことも保険料が上がる要因なのです。
もちろんこの年齢になると健康上の問題もか
なり表面化してくるので、運転中に何らかの
持病が発生する可能性も否定できません。
そう考えると、70代になっても自分で車を運転す
るのはかなりリスクの高いことだと考えられます。
したがって、少しでも運転に不安を感じたこと
があるのでしたら、免許返納を考えてみてると
いう選択肢も考えなければならないでしょう。
免許返納をすることで、自治体によっては特典を貰うことができます。
例えば定期預金の金利が優遇されたり、ホテルのレスト
ランで使える10%割引のクーポン券が貰えたりします。
とは言っても健康上に問題もないし、肉体的にも
若い人には負けないという人もいると思います。
そのような人は自動車保険の長期先払
い契約を済ませておくと良いでしょう。
長期契約をすれば契約期間中は事故を起こした
としても等級は下がることはありませんし、保
険料を前払いすればその分割引を受けられます。
70代になると交通事故を起こす確率が高くなるのは統計データ的に
も明らかですので、事前に事故を起こしても保険料が変わらないよ
うに手を打っておくということが重要になってくると思います。
高齢者の自動車事故が増加している
健康寿命が延伸していることや核家族化が進行した
ことにより、70代の運転者が少なくありません。
70代の方は、どのような点に気をつけて
自動車保険に加入すれば良いのでしょうか。
年齢を重ねれば保険料が安くなるイメージが強い自動
車保険ですが、70代になると保険料が高くなります。
70代になると保険料が上がる理由として、他の年代の運転者に
よる死亡事故件数は減少しているにも関わらず、この年代の運
転者による死亡事故件数が横ばいから微増しているからです。
つまり、70代の運転者は他の年代に比べリスクが高いと
評価されているので、保険料が高くなるというわけです。
年金で生活を送る方にとって、保険料は馬鹿にならない出費だと思います。
70代の自動車保険見積もり・試算
保険会社 |
三井ダイレクト損保 |
---|---|
免許の色 |
ゴールド |
使用用途 |
日常・レジャー |
走行距離 |
5,000〜10,000km |
運転者範囲 |
家族限定 |
年齢条件 |
35歳以上補償 |
対人・対物 |
無制限 |
人身傷害保険 |
3,000万円 |
搭乗者傷害保険 |
1,000万円 |
車両保険 |
一般型 免責金額:5-10万円 |
車両保険なし |
車両保険あり |
|||
---|---|---|---|---|
車種/等級 |
17等級 |
20等級 |
17等級 |
20等級 |
ワゴンR |
42,670円 |
34,980円 |
51,410円 |
46,220円 |
フィット |
41,230円 |
36,950円 |
53,320円 |
43,710円 |
プリウス |
48,120円 |
43,570円 |
59,760円 |
50,430円 |
ステップワゴン |
47,920円 |
39,660円 |
60,990円 |
52,570円 |
ベンツEクラス |
42,880円 |
39,650円 |
80,450円 |
71,840円 |
プジョー |
50,330円 |
45,780円 |
94,590円 |
88,260円 |
賢く自動車保険に加入したい方は、相対的に保険料が安いと
言われるダイレクト型自動車保険に加入すると良いでしょう。
ダイレクト型自動車保険は代理店を通さず、
保険会社と直接契約を結ぶ自動車保険です。
代理店に支払う手数料などが必要ないので、
保険料が割安になると言われています。
さらに保険料を節約したい方は、運転者条件の見直
しに加え車両保険をやめると良いかもしれません。
車両保険は車の時価に応じて補償額が決まるので、新車で
ない場合は希望する補償額を受け取れないことがあります。
保険料と補償額のバランスを検討して、必要性を考えると良いでしょう。
また、生活環境に問題がないのであれば、
事故後は運転をやめる選択肢もあります。
このように割り切れるのであれば、車両保険は必要ないと思います。
とにかく保険料の出費を抑えたい方は、これ
らの方法をお試しになると良いかと思います。
70代の運転者は、それ以下の年代の運転者に比べ様
々な反応がわずかに遅れることが分かっています。
経験豊富な方が多いはずですが、万が一の事故に
備え必ず自動車保険に加入するようにしましょう。
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